結石の種類

尿酸結石 尿路結石の中でも尿酸を主な成分とする結石です。 尿酸の値が高いと発生しやすく、結石の8〜10%が尿酸結石といわれています。 尿酸結石は薬により尿をアルカリ性にすることで溶かすことも出来るようです。

シスチン結石尿路結石の中でもシスチンを主な成分とする結石です。 病気などにより肝臓からアミノ酸の一種のシスチンが出ることで結晶化して結石となります。 シスチン結石は薬により尿をアルカリ性にすることで溶かすことも出来るようです。

リン酸アンモニウム・マグネシウム結石 主に尿路への細菌感染により発生します。 感染した細菌によりアンモニアが発生し結石となります。 女性に多く発生すると言われています。

シュウ酸カルシウム結石 蓚酸カルシウム 尿の中にシュウ酸が多く含まれると、カルシウムと結合しシュウ酸カルシウム結石になりやすくなります。 結石の8割近くがシュウ酸カルシウム結石とも言われています。 シュウ酸はほうれん草、紅茶、ココアなどに多く含まれています。

ストルバイト結石 主に犬や猫に出来る結石で、犬や猫の結石のうち70〜80%はストラバイト結石といわれています。 ストラバイト結石になった犬や猫の尿にはストラバイトと呼ばれる非常に小さい砂状の結石が含まれます。