病院での検査

結石の疑いがある場合は、泌尿器科のある病院に行ってください。尿路結石の専門医がいる病院が良いでしょう。 結石の検査では、問診、尿検査、画像診断などを行います。

問診:どこが痛いのか、どのくらいの時間が痛むのか、など医師の質問に適切に答えましょう。

尿検査:診断する直前にはトイレにいかずに、尿をためておきましょう。腎臓や尿路に病気があると、赤や白く濁った尿になることがあります。

画像診断:エコーやCTなどにより、画像で結石を診断することもあります。

結石の治療方法

自然に石をオシッコと一緒に出す「保存療法」と、衝撃波で結石を砕いて尿から排出させる「侵襲的療法」があります。

保存療法では、点滴を打ったり、水分を多くとるなどの治療が施されます。

侵襲的療法では、ESWL、TUL、PLNなどの方法があります。

ESWL(体外衝撃波結石破砕装置)の特徴:
治療時間は、約1時間であり、結石の大きさ・数・硬さにより治療回数に差がありますが、 通常大きさが1cm程度の結石では1回の治療(1〜2日の入院)で終了となります。 また、症状により、日帰りでの手術も可能となります。